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Hollycraft ホーリークラフト

by - 火曜日, 3月 03, 2020
こんにちは。Rm Antiques店主のRieです。 第9回目は『Hollycraft ホーリークラフト』 多くのピースが多彩なラインストーン使いで華やかなものが多いホーリークラフト。 特にパステルカラーのラインストーンのピースが人気です。 歴史 Joseph Chorbajianはトルコで生まれます 1917年17歳の時にアメリカへ移住 1936年にThe Hollywood Jewelry Manufacturing company ジュエリー製造工場を設立しますがのちに従兄弟であったArchieと友人のJack  Hazard の会社と合併し1948年Hollycraft が902 Broadway N.Y. にて始まります。 この会社は1960年代後半までジュエリーを作りますが1972年に他社に完全売却されます。 スタイルとしてヴィクトリアンスタイルに華やかなパステルのラインストーン。 ゴールドプレートされたメタルは金古美加工されたものが多く見られます。 ファン、コレクターも多くクリスマスのブローチは人気 刻印 全てのピースには刻印が入ります。 Hollycraft 刻印  また50年より製造年もはいるようになりました。 その頃は Hollycraft Corp と入るものも ...

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ヴィンテージ ラインストーンのフォイルの剥がし方

by - 水曜日, 2月 26, 2020
当店の取り扱い商品である ヴィンテージラインストーン、ガラスカボションはほとんどが60年前後前のもので 個体によってはバックフォイルが劣化して変色、剥がれのあるものも多くございます もちろんシャビーな作品としてそのまま使うのも素敵ですが いっそフォイルを剥がしてガラスそのものの美しさを楽しむことも可能です ヴィンテージガラスストーン バックフォイルに劣化が見られます バックフォイルの剥がし方 用意するもの ✳︎ ホワイトビネガー ✳︎ コーシャーソルト 1)容器にソルトをいれます。 コーシャーソルトを使用しています。この塩を使う方が多数でした。 通常の塩でも大丈夫ですがコーシャーソルトの方が効果的でした。 2)塩より多くビネガーを入れます。 適当で大丈夫です。 3)塩はとけませんが大丈夫。 ラインストーンをそのなかに漬け込みます。 一晩ぐらいが目安ですが、個人的にはそのまま2、3日放置した方がよかったです。 4)フォイルが浮いていますので指の腹などで擦ると綺麗にはがれます。 ...

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Coro コロ & CoroCraft

by - 金曜日, 11月 15, 2019
こんにちは。Rm Antiques店主のRieです。 第8回目は『Coro コロ & CoroCraft』 コスチュームジュエリーといえばCoroもしくはTrifariと言われるほど有名なメーカー。 質を取るならトリファリ、流行のデザインとお手頃価格なのがCoro。 このCoroというメーカーはCoroの下に何十ものサブブランドがあり、Coroについてを書いていくと 正直分厚い本になってしまうのでは、、というほどのもので、専門書も存在します。 ここではサブブランドについては軽く触れ、メインであるCoro Corocraftについてご紹介します。 少し長くなってしまいますがお付き合いくださいませ。 周辺会社と人物 Coroの歴史を書く前にまず Robert Mandle について簡単に触れていきます。 Robert Mandle  Robert Mandleは設立者であるRobertが引退する1990年代まで続いたジュエリー会社。 今ではCoroのヘッドデザイナーであったGene Verriが設立したGem-Craft社がそのデザインを引き継いでいます。 1840年代にドイツよりニューヨークに移住したMandle一家のUrie Mandleはジュエリーセールスマンとして成功し働いていたE. Cohn & Companyを継ぎます。。 やがてこの会社がCohn and Rosenberger となりその後のCoroとなります。 1930年代、Coroの創立者の一人であるRosenbergerが他界した時その息子であるGeraldが後を継ぎますがその際Urieは会社を離れます。 やがて1938年Urie Mandle Corporationを 411 Fifth Avenue NYに設立。舞台監督として活躍していた息子であるRobertが入社し4年後にはCoroの次に有名な会社に成長しますが第2次世界大戦の金属資金不足により解散。Robertは軍隊に加入します。 戦後Robertが戻り、Urieにより新たに設立されたUrie F. Mandle Companyに加わりURO Creationsとして純銀ジュエリーの販売を始めます。 これより様々な協力者や新しい仕入れ先の確保により会社は成長し1956年R.Mandleと社名を変更。 この時の協力者、パートナーとして当時Coroのヘッドデザイナーとして活躍していたGene Verriの双子の兄弟でありRI州で小さなジュエリー製造会社を営んでいたAlfeo Verriなどがいます。 またGene Verriもデザインを提供しています。 スワロフスキージュエリーからティーン向けのジュエリーなどを制作し1966年にはスワロフスキの名誉デザイン賞を受賞。ここからアメリカからでは初めてヨーロッパに進出しました。...

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Trifari トリファリ

by - 土曜日, 3月 03, 2018
こんにちは。Rm Antiques店主のRieです。 第6回目は『Trifar トリファリ』 歴史 1920年代以来、Trifariは、米国におけるコスチュームジュエリーの最も成功したメーカーの一つです。 1883年、イタリアのナポリで生まれたGusabo Trifariは祖父の経営するゴールドスミスで働きながらジュエリーの知識を身につけます。  1904年、アメリカのニューヨークに移民したGustaboは彼の叔父とコスチュームジュエリーの製造を始めました。  1910年、Gusatboと叔父はTrifari & Trifariという会社を設立し、ジュエリーの販売を始めますがそのあとすぐにGustaboは独立し、1912年にハイクオリティーコスチュームジュエリーを製造販売するTrifariを設立します。 1917年、Leo Krussmanはがセールスマネジャーとして就任しその翌年会社の成功により社名をTrifari & Kussmanと変更します。  1923年にセールスマンに就任したKarl Fishelにより、さらなる成長を遂げた会社はTrifari , Kussman & Fishel(TKF)とさらに社名を変更します。 一般的にはTrifariと呼ばれていたようです。 Alfred Philippe 1930年から1968年までコスチュームジュエリーデザインの巨匠、カルティエや、ヴァン クリーフ&アーペルをクライアントに持つWilliam Scheerのデザイナーも務めていた Alfred Philippe(アルフレッドフィリップ)がメインデザイナーに就任したことにより、一気に有名になります。アルフレッドがデザインしたラインはコレクターにも特に人気がありかなりの高値つく物もあります。 カルティエのファインジュエリーのコレクションではでは宝石ををジュエリーの裏からセットする方法で石の輝きを最大限に楽しむことができる方法提案し、職人もまた高度な義技術を求められました。 トリファリでは『ダイナマイトキング』と呼ばれスワロフスキーをふんだんに使用したピースがよく見られます。 ラインストーンがきらびやかなアルフレッドの作品。どれも華やかなものが多い 王冠とジェリーベリー 王冠とジェリーベリー Alfredの有名なピースであるトリファリのシグニチャーピースの王冠やジェリーベリーと呼ばれる大きな丸いカボションを使用したピースはとても人気があります。 Trifariのピースで特に有名なのが1941年に発表された王冠のブローチです。 50年代まで色のバリエーションを変え3つのサイズで製造され、1953年のピースはエリザベス2世の戴冠式を祝いスペシャルエディションも作られました。 初期のものは戦時中のためベースにスターリングシルバーが使われ、サイズの大きいものは一番高く取引されます。カラフルな左右の大きなカボションとちりばめられた小さなクリアのスワロフスキーで構成されています。  トリファリのコレクターであれば一つは手にしたいピースではないでしょうか  ジェリーベリーは動物や昆虫モチーフが数種類ありどれも高価 コレクターなら一つは手にしたい王冠。こちらも高価で年々値が上がっています トリファリの刻印に見られるTRIFARI PAT PEND(1932~1954)は当時ジュエリーデザインに対してコピーライトがなかったため、デザイナーは専売特許証を申請してそのデザインを守っていました。 この期間にAlfredによってデザインされたものに主についています。 Pat Pendの刻印。ネックレスはクラスプの内側や、モチーフの裏につくことがあります。 Trifanium 人気はCoroの次、しかし品質はTrifariのほうが上だったようです。トリファリのメッキ技術は大変高く、他のヴィンテージジュエリーではメッキが経年により剥がれてしまったものをよく見ますが、『Trifanium』と呼ばれるトリファリのメッキ技術は剥がれる、というよ薄くなる、という感じになり、ほとんどの場合くすんでいてもポリッシュで元の輝きを取り戻すのでまるで本物のゴールドのようだと言われています。  1942年戦争による金属規制のためTrifariはベースにスターリングシルバーを使用しました。これにより販売価格がぐっと上がってしまったにもかかわらずその売れ行きに影響を与えることはありませんでした。この技術は戦後トリファリのスターリングシルバーに魅了された消費者を納得させるために取り入れられたものでした。 原型となるAlloy(金属)を削り型を出したのち一度ポリッシュをかけそのあとにメッキを施すことによりより表面のスムースさを出しています。 まるでスターリングのような滑らかさとツヤがあるトリファリウム...

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